《星》バウ公演千秋楽　2025/02/06

私たちは、平松先生がこの作品に込められたメッセージを皆様にお届けできるよう、日々努めてきた。
そして、寂しさでいっぱいだが、昨年組替えが発表された極美慎を中心に、2025年の幕開けにふさわしい作品を作り上げることができた。
皆様の温かいご声援のもと、無事にこの日を迎えられたこと、出演者一同、幸せと感謝の気持ちでいっぱい。心より御礼申し上げます。

それでは――こんな素敵な百済の青年がいたら、誰もが恋に落ちてしまうでしょう。
智積の心情を繊細に表現し、魅力的に演じました主演・極美慎が、皆様にご挨拶申し上げます。

まずは、こうして皆で千秋楽を迎えられたことを心から嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱい。
この作品を通して、「正しさとは何か」「愛するもの、大切なもの、心を守るためにどのような道を切り開いていくのか」――智積を演じながら、何度も考えさせられた。
歴史の奥深さや面白さを感じながら、今の時代や自分自身と重ね合わせると、小林一三先生の言葉が改めて胸に深く響いてくる。
時代が巡り、進化していく中でも、決して変わらないものや変わらぬ思いがあるのだと実感した。

お芝居や舞台は形としては残らないが、ご覧くださったお客様の心に、そして私たち演者の心にも、温かく刻まれるものだと信じている。私にとっても、大切に心にしまっておきたいと思う公演期間だった。

これからも、宝塚を愛してくださる皆様と温かい時間を共に過ごせるよう、精進していきたい。

素晴らしく愛しい星組の皆さまと、寛大で面白く、とても優しい悠真倫さんと共に、この世界で心を通わせながら生きることができたことが、本当に幸せで、感謝の気持ちでいっぱい。
この時間は私の一生の宝物だと思っている。

皆様お立ちいただいたということは、星組のパッションをみなで唱えていきたいと思います。
礼さんに届きますように。

「熱いぜ！星組ー！
　燃えろ！星組ー！
　進め！星組ー！
　星組ー！パッション！！」

嬉しいです！できました！