《宙》稽古場レポート(お芝居)＆《月》MooZinGムービー＆《月》スミレポート109期　2024/12/25

スカイ・レポーターズ：小春乃さよ・若翔りつ
マイケル役：凰海るの
ベティ［エキストラ］役：美星帆那

「赤字続きの映画会社コスモピクチャーズの助監督」
若翔さんが演じるハワード監督の下で働きながら、彼のようなダンディな監督を目指して下積みに励む日々。あちこち走り回りながら、こき使われている。
瑠風輝さん演じるシャーリーン様からは色々ととばっちりを受けている。シャーリーンとハワード監督との掛け合いを後ろから見守るのが密かな楽しみだが、「まぁまぁ」と仲裁に入らなければならない。
桜木さん演じるトニーとも共演する場面があり、裏設定ではマイケルがトニーを心から慕っている設定にしていて、会えることが何より嬉しい。
エキストラの皆さんとも小芝居を楽しんでいる。

「映画のエキストラのベティ」
無名のエキストラとして、スターを目指して夢を見ている。エキストラの皆さんの熱量がすごい。
鷹翔さん、山吹さん、風色さん、水音さん、そして自分は亜音さんとカップルでいつも一緒にお芝居している。自分と亜音さんは若さと元気いっぱいの役柄。
また自分は「知ってる？聞いた？」という感じの情報通なキャラクターで、重要な話を持ち込む場面が多い。

映画会社で撮っている映画のシーン。
舞台セットはまだ見ていないが、大階段を使っていたりすごくゴージャスで、少し舞台でお稽古したとき客席から監督と見ていたが、その時点ですごく豪華で、ダンスあり歌ありコメディー要素もあり、豪勢な場面。

エキストラたちが激しく踊るシーンがあり、芹香さんと春乃さんをくっつける作戦をする。
踊るシーンも好きだが、芹香さんに「いけいけ」とするシーンも大好き。
お芝居だけどショーを見ているようで、エネルギッシュなナンバーに要注目。

芹香さんと娘役さんの場面から始まるショー。
衣装は独特で、これまでに見たことのないデザイン。舞台でスカートがどのように広がるのかが楽しみ。
振り付けも魅力的で、特にコンパクトを使っているようなチャーミングな振りが見どころ。

最初の階段の場面は、勢いよく踊るのではなく、じっくり溜める演出。KAORI先生から「始めはモーション一切いらない」という指示があり、タイミングをしっかり合わせることを意識して頑張っている。
曲が進むにつれて盛り上がり、曲調が変わると男役同士の絡みがありつつ。キザっているところも「見てんだろ？見てんのしっているぞ」というのがポイント。
さらに、ジャケットを使ったプレイも注目どころ。

水音さんには本当にいつもお世話になったのですごい寂しいが、今回たくさん一緒にいられて嬉しいし、頑張ろうと思う。
同期の葵くんは男役のフィナーレを初めて見たとき、先生の振り付けに感動して泣いてしまった。

芹香さんには研2の頃からお世話になっていて、これまでいくつかの公演で一緒にお芝居をする機会があった。
自分では気づけない視点からたくさんのアドバイスをもらい、それが今でも大きな糧になっている。
今回のお芝居やショーでも少し関わる場面があるので、芹香さんの姿をたくさん見て、学べることをしっかり吸収しながら、最後まで一生懸命ついていきたい。

元気いっぱいチャーミングなベティを演じられるよう精一杯頑張る