《花》美空さん新人公演インタビュー&《星》スカナビTALK&《雪》ジェスチャーQ! 華世さん 2024/12/13

タカラヅカニュース
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新人公演インタビュー 花組 美空 真瑠

宝塚大劇場新人公演を終えて

同期の初音夏希、フラウロス役の、長の期のみんなまで、全員が真剣に役と向き合う姿が稽古場から伝わってきて、とても安心感があった。そのおかげで、自分も与えられた課題に全力で取り組むしかないと覚悟を決めることができたし、落ち着いて舞台に立てたと思う。

主演に決まって

入団当初は、新人公演の主演を目標にするのもおこがましいと思っていた。でも、いつの間にか「自分もやってみたい」という目標に変わっていった。そんな中で、永久輝さんや同期の星空のお披露目という特別なタイミングに立ち会えたことを、本当に光栄に感じているし、とても嬉しい。
エンジェリックライ』の主演の【アザゼル】が、「天界一の悪童」で「大ウソつきの天使」というワードに心惹かれ、憧れの気持ちが湧いた。その【アザゼル】という役に挑戦できるだけでなく、永久輝さんから直接学べる機会を得られることが何よりも嬉しい。

役創りについて

果たして天使は何に喜びを感じるのだろうか?」とか、「この考えってもしかして人間的な考えになってしまってるんじゃないか?」と何度も悩むポイントがあった。創りながらもそこに何度もぶつかってしまい結構苦労したが、相手役の初音が「人間らしさはこうじゃないか」とアドバイスをくれたおかげで、「人間がそうであれば天使はこうなのかな?」と一緒に考えることができた。初音が稽古場からずっと支えてくれていたおかげで、乗り越えられたなと感じている。

相手役 初音 夢 との芝居について

ただの恋愛だけではないからこそ求められるコンビ感やペアとしての絆を、同期ならではの濃い関係性を活かして表現できればと思いながら稽古に取り組んでいた。本公演のお二人を見ていると、自分たちの台本分析がまだ甘い部分もあると感じるので、東京公演に向けてもっとブラッシュアップしたいと考えている。最後に2人で客席降りする場面では、天真爛漫に手を取り合う姿が私たちらしく、自然体で楽しさや幸せをお届けできればと思う。

ラファエル役 遼 美来 との芝居について

遼美来くんは自分のことを「相手役だと思っています」と言ってくれるほど、いつも一緒に行動していた。【ラファエル】がいるからこそ、【アザゼル】があのように立ち回れるという「ラファエルへの愛」を稽古場でも強く感じることが多かった。そういった感情を少しでもお客様に伝えられるように、また作品の中で良い形で作用するように表現できればと思う。

フェデリコ役 夏希 真斗 との芝居について

初音との初めてのキスシーンの稽古が終わったとき、ふと夏希を見たら目をウルウルさせて泣いていて、「なんてあったかいんだろう」と自分も胸が熱くなった。
場面を作りながら下級生たちを引っ張る姿を見て、「こんな人が同期としてそばにいてくれるのは本当に幸せなことなんだ」と強く感じた稽古場だった。

本役 永久輝 せあからのアドバイス

自分が意外と臆病で怖がり、あまり自信がないことを永久輝さんは理解してくれていて、縮こまりがちな自分に対して「アザゼルは本当にそうなのかな?」と問いかけてくれた。「多分きっとそれはまるちゃんの感情だから、【アザゼル】を演じるであればそう怖がらずに堂々と舞台に立てるようになるっていうのができたらいいね」と励ましてもらい、さらに「【アザゼル】というお役を通して【アザゼル】が見た景色とか、エレナだったりフェデリコだったりからもらったギフトをどんどん拾い集めて、最後に【アザゼル】はどう成長したのか、それは【美空真瑠】をどう成長させたのか、というものに重なっていけば、大成功なんじゃないかな」と言葉をもらった。大劇場を終えた今、自分がまだ拾い切れていないギフトがたくさんあることを実感している。東京では本公演のみなさんや永久輝さんのお姿を見ながら、もっと深めていきたいと思う。

東京宝塚劇場 新人公演に向けて

上級生の方々がどのように場面を作り、役と向き合っているのかを学びたいという思いが強く、特に永久輝さんだけでなく、永久輝さんが出ている全体の場面を観察し、視野を広げながらこの作品に挑みたいと感じている。お役を通して学ぶのはもちろんだけど、【美空真瑠】として何を表現し、お客様に何を届けられるのかを考えるのが、これからの宝塚人生の課題だと思う。
目の前にある東京の新人公演に向けて、その想いを濃くお客様に届けることができたら、【アザゼル】という役を演じた意味が明確に見えてくるはずだと感じている。

スカナビTALK 星組

スカイ・ナビゲーターズ:蒼舞咲歩・都優奈

東京公演を振り返って

蒼舞さんも都さんも、千秋楽はお芝居でもアドリブが飛び交い、ショーでは礼さんの「千秋楽!」という掛け声が響き渡るなど、会場全体が特別な熱気に包まれていたと話していました。
サヨナラショーでは、宝塚大劇場以上に練習を重ねていて、感動的な時間となったそうです。
退団者の挨拶ではお客様から掛け声もあり、ショーの中詰めでは客席降りもあったので、出演者とお客様の距離が近く一体感がある公演だったと振り返っていました。

また、東京公演中は外の寒さを忘れるほど会場内が盛り上がり、蒼舞さんも都さんも「お客様のパワーがないとできない公演で、みなさまの手拍子と笑い声で乗り切れた作品」とお客様に支えられていたことを強く実感していたそうです。

日本武道館公演に向けて

来月の18日から始まる日本武道館公演のお稽古が始まったそうで、蒼舞さんも都さんも今からドキドキワクワクしていると話してくれました。

また、日本武道館でのコンサートは真矢みきさんから始まり、柚希礼音さん、そして今回の礼真琴さんと、なかなかない貴重な機会に参加できて本当に嬉しいと語っていました。

蒼舞さんも言っていたように、体調管理をしっかりして、万全の状態でお稽古、そして本番に臨んでいただきたいです。

ジェスチャーQ! 雪組 華世 京

月曜日に出題されたジェスチャーの回答がありました。
ジェスチャーが踊っているように見えたので、音楽や踊りの種類かな(ラテンとかフラメンコなど)と思いましたが、まさか手に持つの物だったとは…盲点でした。

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