紅さん・英真さん・瀬央さんの舞台裏エピソード 2024/11/16

宝塚歌劇団
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元星組トップスター・紅ゆずるさんがMCを務める、スカイ・ステージのオリジナル番組「スミレTERRACE」
紅さんの軽やかでユーモアあふれるトークと絶妙なツッコミが光り、組の上級生や期待の若手たちの意外な一面や新しい魅力を引き出してくれる、和気あいあいしたとても楽しい番組です。

今回は専科の英真なおきさんと、瀬央ゆりあさんがゲストの回が放送されました。
特に心に残ったシーンをご紹介したいと思います。

まず、各コーナーに入る前に気になるキーワードが出てきました。

エマ・エージェンシー

星組は余興に長けた組で、その余興のスペシャリストたちを集めたグループが「エマ・エージェンシー」と呼ばれているそうです。その創設者がなんと英真なおきさん。このグループでは、下級生からも「加入しました」や「卒業しました」といった報告が届くほど、伝統が受け継がれているとのこと。瀬央さんももちろん入っているそうです。
入会にはオーディションが行われており、現在も続けられているのだとか。一方で、紅さんは「声が掛からなかった」と話していましたが、それはきっと、紅さんがピンで活躍できる存在だと認められていたからでは?とお二人から伝えられていました。

それぞれの思い出話

英真さんの思い出①

『恋天狗』
7番教室の入り口に立つ紅さんと話している自分の姿が、まるで映像のように鮮明に記憶に残っている。、紅さんに「どんな話をしていましたか?」と尋ねられた時、すぐさま「覚えていない」と返答。

会話の内容が全く思い出せないという正直な返答に、思わずクスッとしてしまう、ユーモラスなエピソードですね。

英真さんの思い出②

紅さんの兵隊役
先生から「花道の兵隊たち!一斉に威嚇射撃しろ!」と指示が出て、みんなは銃口を上に向けていたのに対し、紅さんはしっかり狙いを定めていて、先生に「めっちゃ狙ってるやん、君」って言われていた。

このエピソードが語られた際、紅さんが銃を構える仕草を披露していました。その姿が、当時の紅さんが初めて挑戦するようなぎこちない構え方と表情で、とても微笑ましく、思わず笑いを誘うシーンでした。

紅さんの思い出

英真さんの忘れられない言葉
その兵隊役のとき、絶対に出なきゃいけない場面でなぜか「今はいっか」と思い、出なかった。英真さんに謝罪をしたら、優しく「なんで出ぇへんかったんや?」と聞いてくれて、紅さんが真っすぐな瞳で「今日は出なくていいと思いました。」と素直に答えると、「そんな日あるぅ?」と。また、「舞台はな、毎日同じことをするんやで。だから、出ていい日と出たらあかん日はないんやで。」と優しく諭してくださった。

紅さんが上級生になったとき、同じように「今日は出なくていいと思いました」と言う下級生がいたら使おうと思っていたそうです。でも、実際にはそんなことを言う下級生は一人もいなかったとのこと。

瀬央さんの思い出

英真さんの「笑い声」
舞台袖で英真さんとよく二人で笑っていた「ゲラコンビ」。袖で笑い死にそうになっていたり、静かな場面に限っておかしいことが起きるため、笑いをこらえるのに必死だった。

瀬央さんが、『ロミオとジュリエット』の公演中、袖で英真さんと一緒に笑いをこらえていたというエピソードを話すと、紅さんから「ロミジュリで笑います?怖い~(笑)」と鋭いツッコミが。瀬央さんは「すごく笑っていたことは覚えているけれど、何に対して笑っていたのかは全く覚えていないんです」と話していて、その何とも言えない状況にさらに笑いが広がりました。

舞台でのアクシデント

これまでの舞台で起きた、それぞれのNo.1アクシデントが紹介されていました。どれも個性豊かで興味深く、皆さんが様々な経験を重ねてこられたのだなと感じさせられるエピソードばかりでした。

紅ゆずる

声が出ない事件
『霧深きエルベのほとり』の東京の千秋楽の時、物語の終盤に英真さん演ずるヴェロニカの前で慟哭する場面で喉がメリメリと鳴り、その後まったく声が出なくなった。英真さんも異変に気付いているはずが全然動じなくて凄い、さすがだと思った。

瀬央ゆりあ

舞台稽古で出忘れ事件
『ダンサ セレナータ』の舞台稽古の時、兵士の役であさこさん(十輝いりす)を連行する場面で出なかった。次の出番まで時間があるなと呑気にしていたら、出る場面のセリフが始まっているのが聞こえて血の気が引いた。

英真なおき

小道具忘れ事件
新人公演時代、盗んだ王冠を紫苑ゆうさんに渡さないといけない場面で、切り出し(板に樹木や建物などを描き切り抜いた大道具)と一緒に出てくるとき、王冠持っていないことに気づいた。王冠があるフリをして渡し、紫苑さんもアドリブでその場をやりすごした。その後、小休憩のとき大号泣しながら謝ったら、紫苑さんに「自分が一番よくわかっているやろ?」と言われさらに号泣。

この他にも「この子は面白い!と思う瞬間」について話したり、宝塚歌劇に関するお題が書かれたカードを引いて、ジェスチャーで表現するゲームをしていました。

星小路紅子さんが登場するミニコーナーでは、「はぁっていうゲーム」(ゲームデザイン:米光一成 発売:幻冬舎)を使って、「好き」というお題をさまざまなシチュエーションの言い方で表現されていました。その演技力たるや見事で、皆さん一回で正解を当てられるほど。さすがの表現力に、思わず感心してしまいました。

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今回の「スミレTERRACE」では、紅さんや瀬央さん、英真さんそれぞれの舞台での思い出やユニークな瞬間が一つひとつ丁寧に紹介されていて、宝塚歌劇団の舞台がただのショーではなく、そこに携わるすべての人々の温かな思いや経験が詰まっていることを改めて感じることができました。舞台裏に息づく彼らの絆や真摯な姿勢に触れ、その深い思いに心が温かくなり、舞台の魅力がより一層輝いて見えました。これからもずっと応援し続けたいと心から思います。

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