本日無事に千秋楽を迎えました雪組さんの『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-をライブ配信にて視聴。通信状態との戦いでしたが、おおむねベストな状態で視聴できました。
見どころがたくさんあって書ききれないので、特に印象に残ったところを抜粋。
『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-
フェルゼンとマリーアントワネット
お二人の出会いのときは若々しく夢夢しくキラキラしていましたが、最後のお別れのときはそれぞれ覚悟を持っていて、特にマリーはフランスの王妃として、子どもたちの母として姿が印象的でした。またフェルゼンとの会話で涙がぽろりぽろりと零れ落ちるのを見て、たくさんの思いがこもった美しい涙だなぁと。
最後の階段を昇る後ろ姿も気品漂う凛とした足取りが素晴らしかったです。
フェルゼンは演技はもちろん、スタイルが抜群で特に馬車の場面は長い足を堪能できました。あの姿勢でまだ足に余裕があるのが本当にすごい。王宮での立ち回りもとても格好良かったです。集大成としてこれまでのすべてを詰め込んだ形に見えました。
最後の最後、「王妃様ー!!」とフェルゼンがセリで下がっていくのを見ながら、「この後急いでカツラを外してお手伝いをしている蒼波黎也さんと一緒に階段ダッシュしているのかな」と思ってしまったのは内緒。
オスカルとアンドレ
宝塚の『ベルばら』といえばの名場面の一つ「今宵一夜」。美しいお二人に無事目が焼けこげました(笑)縣さんアンドレが言っていたオスカルの揺れる瞳、これかな?と思って見ていました。オスカルのまとう雰囲気がめっちゃ乙女。
バスティーユの場面も圧巻。50周年の歴史がまた一つ積み重なっていきますね。
モンゼット夫人とシッシーナ夫人のアドリブ
毎公演アドリブが入るフェルゼン派かオスカル派か言い合うこのシーン。
観劇されたみなさんのアドリブ情報を見るのがとても楽しみでした。
そんなアドリブも今回で最後。どういう切り込みでくるのかな?と楽しみにしていました。
最終的には、
モンゼット夫人「フェルゼン!」
シッシーナ夫人「オスカル!どちらも本当に」
2人「素敵よ~」
で素敵な締めくくりでした(涙)
また、アドリブの際は客席を巻き込んでいたため「連日お客様にはお付き合いいただきありがとうございました」とも。
オスカルに対してモンゼット夫人は「またいつかどこかで」、フェルゼンにはシッシーナ夫人が「あなたは私の夢になりました」とお別れの言葉を残して去っていきました。
余談
楽天TVの最後が雪組カラーの装飾に「たくさんの感動をありがとうございました!」でとどめを刺されました。
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