《雪》縣さん突撃レポート&《花》新人公演初音さんインタビュー&《月》風間さんオシャレノヒミツ 2024/12/12

タカラヅカニュース
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SKY REPORT 雪組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 突撃レポート

出演者

スカイ・レポーターズ:久城あす・妃華ゆきの
縣千・音彩唯

お客様の反応は?

温かい。こんなところでたくさん反応してくださるんだというのもとても嬉しかったし、幸せ

音彩

お客様が思いがけないところで笑ってくれるのを見ると、「あ、ここそんな面白かったんだ」と新たな発見がある。改めて、お客様がいてこその舞台だと感じられて、毎日がとても楽しい。

サルマナザールについて

自分ではうまく騙しているつもりなのに、ロンドンの街の人々やイネスに振り回されて、思いもしない方向に物事が進んでいく。その予測不能な展開が怖くもあり面白いと感じる。周りの方々がサルマナザールを持ち上げてくれるおかげで、自分はその流れに乗りながら支えられていると実感している。

シェリルについて

音彩

好奇心旺盛でサルマナザールに会いたい一心でコーヒーハウスに潜入し、友達から服を借りたり、バー・メイドになったり、さらには家まで連れてきてしまう。お客様の反応を見て「とんでもないことをしているんだな」と改めて思うこともあるけれど、そんな大胆な行動ができる現代的な女性だなと感じる。毎回、新鮮でエキサイティングな気持ちでこの役を楽しんでいる。

衣装について

ロングな感じのお衣装が大好きで、初めて着たときはすごくワクワクした。形があまり見ないタイプだから、立ち姿とかが難しいと感じていて、今も研究中なところがある。
カツラのロン毛にもまだ慣れていなくて、振り回されている感じだけど、ロン毛にはちょっと嬉しさもある。髪の毛の色は金髪を染めたていにしていて、よく見ると金髪も入っていて、ブルーも少し混ざっている。

舞台セットについて

盆が回るっていうのがすごい。自分たちの芝居によって、舞台が正面に来るタイミングが日によって異なるため、上で少し迷子になることがあり、「今日前ここだ」と思う。

音彩

舞台の後ろの絵がカワイイ。

他の共演者について

空想上の妖精役の愛空みなみちゃんと麻花すわんちゃんが、自分が歌っているときも目の端で(振り付けだけど)ずっといてくれて、いつもこちらを見守ってくれる。その温かさを、踊っているときもどの場面でも感じるし、他のフォルモサの妖精さんたちも視線や想いを送ってくれているのが本当に温かい

イネスとは舞台に立つことで関係がさらに濃厚になった。圧がすごくて、目力が本当に強い。「本当に自分はこの人についていっていいんだ」と思いつつも、次第に「危ない」と感じていく自分がいる。イネス役の華世京くんは下級生だけど、完全に転がされていて、引っ張られる感覚が大きい。

音彩

(メイベル 星沢ありさ)カワイイです。ぶっ飛び姉妹なんですけれど。

舞台に来てから好きになったシーン

二幕の頭。フォルモサの妖精たちもしゃべりながら踊りながら表現していくところ。かっこいいし、でも牧師さんが表現しているという面白さもあり、よく見たら色んなものが詰まっている。

音彩

一幕冒頭の語り。シェリルが大人になって子供たちにジャンのお話を読み聞かせするところ。お客様は二回目で見てわかるかなと思うが、自分がおとぎ話としてジャンを語るところが毎回幸せいっぱいの時間で、お客様全員を子どもだと思ってやっている。

フィナーレについて

森先生の振り付けには、指先の一つ一つに意味が込められているような繊細さがあって、「ここは風をもっとこう流してほしい」とか、「空想がここに漂っている」といったお話をよくしていた。
先生が大切にされている想いや空気感を、お客様にしっかり届けたいという気持ちで必死になっている。「この想いよ届け!」という気持ちで踊っている感じ。
衣装も薄紫の美しいデザインで、まるで空想の世界をふわっと表しているようで、本当に幸せな気持ちで踊れる。

デュエットダンスについて

台湾をイメージした衣装で、2人で「フォルモサに行ったよ」や「行くよ」みたい雰囲気がある。

音彩

頭の飾りも珍しい形で、動くとシャラシャラ鳴る。
縣さんの大きな手美しい曲線に、私も同じ波を一緒に踊れたなと思っている。

意気込み

音彩

シェリルという役を通して、夢を持つ楽しさや、想像力の無限の力が少しでもお客様の心に響けばいいなと思う。そのためにも、毎回新鮮な気持ちで、心をたっぷり込めながら精一杯演じたい。

この作品には熊倉先生の込めたさまざまなメッセージが散りばめられていると感じている。それがどのようにお客様に届き、どんな風に受け取られるのかは、お一人お一人の想像次第。だからこそ、この作品を通して、自由に想像や空想を楽しんでもらえたら嬉しい。

新人公演インタビュー 花組 初音 夢はつね ゆめ

宝塚大劇場新人公演を終えて

舞台が始まり、天界の場面で初めて登場した瞬間、客席の温かい雰囲気に包まれ、この空間に自分が存在できることがどれだけ幸せなことかと、感謝の気持ちでいっぱいになった。

ヒロインに決まって

喜びと驚きでしばらく信じられなかったが、役として存在できる時間をいただけたことへの感謝の気持ちを感じ、【エレナ】として全力でその時間を生き抜こうと思った。
何より嬉しかったのは、配役が決まった時にたくさんの温かいお言葉をいただいたことで、それは私の人生において宝物だと感じている。

役創りについて

ファンタジーホラロマン」というファンタジーの世界観の作品の中で、【エレナ】の存在の仕方や父との葛藤、母がいない寂しさを乗り越えて一生懸命生きる姿を大切にしたいと思った。【エレナ】は心に色々な鎧をつけていて、アザゼルと出会い、アザゼルの言葉や存在によって変化していく様子を表現することに注力した。一番難しかったのは、数多ある選択の中で【エレナ】がどの行動を選ぶかということで、答えがあるわけではないが、相手からもらった言葉や感情をリアルにキャッチしてその場に存在することがこれからの課題でもあり、難しかった点でもある。

相手役 美空 真瑠 との芝居について

美空と一緒にお芝居できることが楽しみだったし、彼女がくれる素直で真っすぐな言葉が大切な存在だと感じている。2人で「この場面では何を伝えたいのか」「どの感情を渡して、どの感情を受け取りたいのか」と話し合い、試行錯誤しながら積み上げていった時間がとても楽しかった。
不安や緊張を感じる中で、自分が演じている役が大丈夫なのか自信が持てなかった時に、彼女が「あなたの演じる【エレナ】だから、私の【アザゼル】が存在するんだよ。だから間違ってない。」と言ってくれて、その強い言葉に心が温かく包まれた。【エレナ】は心に鎧をつけているが、【アザゼル】と出会うことでその鎧が少しずつ取れていく。【アザゼル】の真っすぐな眼差しや言葉の強さがどう【エレナ】に刺さっていくのか、表現の仕方も変わっていくはず。
東京公演でも2人の関係性を深めていきたい。

フェデリコ役 夏希 真斗 との芝居について

普段からお芝居についてよく話していて、夏希の持つ感性や舞台心がとても好き。彼女はいつもと違う芝居の提示の仕方をしてくれるので、その瞬間にどう感じるのかが大切だと思っている。
【エレナ】が【フェデリコ】にかける言葉が届かない場面もあり、それが【エレナ】の葛藤や苦しみにつながっている。【エレナ】と【フェデリコ】の関係は、【エレナ】が人間らしさを表現できる部分でもあり、その点をたくさん2人で話し合った。
東京公演に向けて、よりリアルな感情のキャッチボールに挑戦していきたい。

本役 星空 美咲からのアドバイス

お化粧や衣装の着こなしについて、光が当たったときの色の飛び具合着替えの多さなど、細かい部分を見守ってもらった。役創りでは、舞台全体を使った表現方法を学び、特に【アザゼル】と【エレナ】の関係が最初と最後でどう変化するかを視覚的に表現する方法について教えてもらい、新しい視点を得ることができた。

東京宝塚劇場 新人公演に向けて

東京公演に向けては課題がたくさんあるけれど、一つ一つクリアしていき、失敗を恐れず挑戦していきたい。

オシャレノヒミツ 月組 風間 柚乃

メイク

【M・A・C(マック) ハイライト & コントアー パレット】

昔から使用していて、ハイライトとコントアーが一緒になっている。
見た目も可愛いので重宝している。

【dasique(デイジーク) アイシャドウパレット】

ずっと愛用しているアイシャドウパレット。アイシャドウは普段のお化粧からこだわりがある。
韓国コスメ。使いやすい色味で発色も良いので重宝している。

【花西子Florasis(フローラシス) アイシャドウパレット】

彫刻のパレットがとてもきれい。使っちゃって彫刻が薄くなってる。
すごくかわいくておしゃれなので、持っているとモテアイテムになる。

花西子Florasis 公式ショップ
¥8,580 (2024/12/13 23:41時点 | 楽天市場調べ)
【LUNASOL(ルナソル) リップクリーム】

とても保湿感がある。
男役は唇にあまり色を乗せすぎない方がよいかと思うので、クリアなものを愛用している。

アクセサリー

舞台で使うものもたくさんあるが、普段のお仕事であったりお出かけをする際に少し気分を上げたいと思うときはネックレスを付けたり、夏場であればブレスレットを付けることが多くなる。
ゴールドの色味が好きなため、ゴールドのアクセサリーが多い。お店に行っても小物に目が行くため、どんどん集まっていく。

パフューム

香水にはかなり気合を入れている。役で香水を変える人もいるけれど、自分は気分で香水を変えるタイプ。香水屋にふと行きたくなる瞬間は、きっと「パフュームに呼ばれている」と感じている。
通常の香水だけでなく、練り香水、ヘア&ボディ用のドライオイルも持っている。ドライオイルは髪に艶と良い香りを出している。
香水をつけすぎてきついと感じたときは、ボディミストを使うと軽くつけられるし、特に夏場は涼しく感じられるよう。

サングラス

黒色の縁が太めで四角いサングラスは韓国で若者に流行っている。
グラスの部分がミッキーシェイプのサングラスは、ディズニーランドへ下級生と行った際にお揃いで購入。今回は黒色を持ってきたが、青色ももっている。
縁だけの伊達メガネは、研3の新人公演で美弥るりかさんのお役をしたときに購入した。その時、美弥さんから「時代物をやるときは光り物ではないフレームを選ぶんだ」と教えていただいた。

ハット・キャップ

つばが下まであるキャップは韓国で流行しており、顔が見えにくい特徴がある。通常のつばのキャップはオシャレとして着用している。
バケットハットは最初、着用するのに勇気がいったが、これこそ「男役タカラジェンヌの必需品」で、普段使いもするが、楽屋入りや楽屋出のときに重宝する。

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明日のタカニュは…
新人公演インタビュー
花組 美空 真瑠 
など…
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