《雪》宝塚大劇場 突撃レポート　2025/03/25

朝美絢
夢白あや
瀬央ゆりあ
スカレポ：久城あす・妃華ゆきの

お客様が本当に温かく、そして熱く、笑顔で見守ってくださっているのが伝わってきて、とても元気をもらっている。
雪組のみんなも芝居とショーで勢いがあり、そのエネルギーに自分も乗せられているような気分。
毎日その空気の中にいられることがとても幸せ。

こうしてあーさ(朝美絢)のお披露目公演に雪組生として参加できることが、本当に嬉しい。
お客様の温かさが伝わってきて、一緒に楽しませてもらっている。

こんなに走っている公演は初めてかもしれないと思うくらい、みんな走っている。
伝説のヒーロー「ロビン・フット」も、伝説の中でこれくらい走っていたのかもしれない。
フードとマスクにも少しずつ慣れてきて、みんなの顔や声がだんだん聞こえるようになってきた。

マリアン姫は「姫」といっても、こんなにお転婆な姫は初めて。でも毎日がすごく楽しくて、エネルギッシュな作品だからこそ、その勢いに身を任せながら思いきり楽しんでいる。

ガイはこの作品の中で本当に「悪」。敵役のチームなので、お客さんに「なんで出てくるんだよ」「なんでそんなことするんだよ」とイライラしてもらえるように演じている。

2人でのマリアンとのセリ上の芝居
お稽古場は平らだったが、舞台に上がると空間が広がり、その後のビリーブを歌う場面では、本当に流れ星や夜空を感じる。精霊たちが踊るファンタジーな雰囲気の中、自分も迷い込んだような気持ちになり、舞台に立つことでさらにこの世界が好きになった。

魔法にかけられての場面
舞台に来てからは、照明やセットに助けられて演じやすくなったし、周りも個性豊かすぎて、縛られながらも楽しみがたくさんある。

出会いの場面
最初にロビンと出会い一騎打ちになる場面は、回を重ねるごとにゾクゾクして、あの場面は本当に興奮する。

衣装のベレー帽の飾りがすごくてワイルド。首に巻いているものもスタイリッシュで素敵。
音楽も勢いがあって、全体の雰囲気をさらに引き立てている。

プロローグのとき上で待機していると、初めて見る景色が広がっていて、まるで1人劇場見学をしているような気分になる。「ここはこうなっているんだ」と味わいながら、「あ、もう降りるタイミングか」と思って降りていく。すると、みんながしっかり世界観を作ってくれていて、本当に素敵な空間になっている。

バイクの場面では、ライダーの衣装を初めて着た。デザインがいろんなライダーを彷彿とさせるような作りになっていて面白い。実際にあやちゃんはバイクの化身で、そのバイクが常に後ろにあるのも印象的。あやちゃんの髪型も金髪で、リーゼントっぽい雰囲気があって、とてもカッコいい。

オーディションの場面では、本当に個性豊かなみんなが登場する中、自分も負けじと夢をつかみに挑んでいる。
髪型は日替わりで変えている。

自分の場面も出し、他の場面も全部楽しい。
特に「エトランジェ」の世界観が舞台に来て、音楽とセットとみんなの装い、臨場感があって好きになった。

中詰め
客席降りがあって、振付が今回難しいのに、お客様が初日から結構覚えている方が多くて、その景色にとても勇気をもらっている。ありがたくて感謝の気持ちでいっぱい。

中詰めのスターダスト
久城さんと一緒に歌わせていただいている。舞台にきてからマイクが入ったりとかで、この歌い継ぎの瞬間などにゾクゾクしながらやっている。

今までありがとうございました。
最後の突撃レポートということで…私自身卒業と言うことが信じられない。
公演が結構みんなたくさん出ていてバタバタしているじゃないですか。そこに必死に乗っている間に一日一日が終わっていって、本当に辞めるのかなって。（朝美さん「噛みしめないと」）噛まなくて大丈夫です。

お芝居・ショー共に一公演一公演丁寧に、そして色々な発見を得ながら頑張っていきたい。

お芝居・ショー共にとてもエネルギッシュで明るく楽しい作品になっている。
みなさまに楽しんでいただけるよう心を込めて努めていく。

今、このメンバーでできる雪組公演をみなさまにも噛みしめていただきたいと思うので、みんな最後まで元気に頑張りたい。