タカニュ・スペシャルPart1に引き続きPart2でもたくさんのコーナーがあったので、今回はトップスターアルバムをまとめました。
前回は月組の鳳月杏さんのトップスターアルバムが放送され、今回は他の組が一気に放送されました。
永久輝せあトップスターアルバム
初めてバレエのコンクールに出場したときの写真
4歳からずっと続けていたクラシックバレエを本格的に習っていた。
兄の同級生の発表会を見に行ったのがきっかけで、「バレエを習いたい」と言い出し、始めることになった。
素敵な先輩たちに憧れ、「私もコンクールに出たい」と思い、小学校4年生くらいの頃にブルーバードで初めて出場した。
いろいろな習い事を経験したけれど、バレエだけは一度も嫌だと思ったことがなかった。
スポーツ大会の写真
高校生のときの行事の写真。
宝塚も好きだけどバレエもやりたいという時期。宝塚を受ける!となる少し前。
予科生の頃の写真
同期の海乃美月、紅羽真希、秋奈るいとの写真。百合柄の浴衣は初めて買ったもので、とてもお気に入りだった。
宝塚音楽学校入学後は最初に一番委員を務め、後期には舞台係を任されていた。
本科生のところに質問に行ったり、同期をまとめたりと、一年を通して責任ある役割を担っていた。
忙しい一年だったはずなのに、写真には楽しそうな様子がたくさん残っているのが印象的だった。
陶芸体験の写真
花組の同期4人(綺城ひか理・紅羽真希・春妃うらら)でお茶碗作りに行ったときの思い出。
『鴛鴦歌合戦』の公演中に誕生日を迎えた際、同期に「味のあるお茶碗が欲しい」と話したのがきっかけで、みんなで作りに行くことになった。同期が作ったお茶碗もプレゼントしてくれて、今でも大切に使っている。
自分は雪組から、綺城は星組から花組へ異動してきたため一緒に過ごした時間は短かったが、本当に楽しい思い出ばかり。
自慢の97期で、みんなと会うたびに「この期でよかった」と感じる。初舞台のロケットも、羽山先生が一人ひとりの個性を引き出せる振り付けをつけてくれたおかげで、とても印象深い。
個性豊かで優しい同期たちが本当に大好き。
お揃いのTシャツを着た写真
凪七瑠海さんと聖乃あすかと一緒に撮った一枚。
もともと同じTシャツを持っていることを知っていて、お稽古の終盤、ショーを通してやった後、「やりきったぞ!」という表情が印象的。
最後までカチャ(凪七瑠海)さんの背中を見て学びたいという気持ちがあり、これからはほのか(聖乃あすか)ちゃんと力を合わせて花組を盛り上げていきたいと感じている。
2016年雪組『るろうに剣心』新人公演
新人公演主演を務めたときの写真。本役の早霧せいなさんの役を演じるのはこれで三度目で、新人公演の主演としては二回目だった。二回目ということもあり、前回の自分を超えなければと悩んだ時期だったと思う。
剣心の逆刃刀は通常の刀と刃の向きが逆になるため、立ち回りも特殊だった。抜刀や納刀の所作が少し異なり、剣が抜ける向きにも工夫が必要だったため、かなり練習を重ねた。
2022年花組『冬霞の巴里』
お気に入りの一枚。作品の音楽を久しぶりに聴きたくなって流したり、ウォーミングアップで歌を歌ったりしている。
独特な雰囲気の作品で、特殊なメイクも相まって、作品の世界に深く入り込んだ印象がある。
新人公演時代は花組で過ごしていなかったため、この作品が花組で真ん中に立つ初めての機会だった。多くを学び、花組生としての基盤ができた大切な作品。
相手役の星空美咲ちゃんとは姉弟役を演じ、特殊な絆を表現するために2人で話し合いながら作り上げた思い出がある。その頃の経験が今も生きていると感じている。
朝美絢トップスターアルバム
宝塚を目指した頃の写真
夏休みになると毎年家族で宝塚大劇場を訪れ、観劇を楽しむのが恒例だった。
体験コーナーで羽根を背負ったり、ステッキやシャンシャンを持ったりするが大好きで、憧れのステッキを手に撮った写真は今でも大切な思い出。
写真の背景に映る大羽根は、花組の春野寿美礼さんが実際に使っていたもので、「これを着ていたんだ」という胸の高鳴りが忘れられない。
今でも宝塚の殿堂に足を運べるときは必ず訪れるほど大好きな場所。
演劇発表会の写真
宝塚音楽学校時代、初めて舞台上で男役を演じたときの写真。
同期の雪華さくらちゃんとカップル役で、最初は同期同士ということもあって「カップル役」がとても恥ずかしかったのを覚えている。
渡辺先生(紫苑ゆうさん)から「男役は包容力やで」といった指導を受けながら、男役について学んだ思い出深い。
卒業式での写真
桜木みなととのツーショット。
本科生の時に桜木と寮が同室で、出身地も近いこともあって仲良くしていた。
これから「劇団にいくぞ」という気合の写真。
同期で撮った写真
同期はみんな仲が良くて、今は専科の瀬央ゆりあと一緒に作品を作っているが、雪組のメンバーとはまた違うパワーを感じ、新鮮な刺激をもらっていて、毎日が本当に楽しい。
組や専科にいる同期や卒業した同期みんなと集まってご飯に行くというのが今も続いていて、それがまたすごく楽しい。
お互い刺激し合いながらも心地よい関係が続いていて、同期は本当に大切な存在。
雪組生との写真
11月に誕生日を迎えたとき、ちょうど『愛の不時着』のお稽古をしていたメンバーと撮った写真。
毎日お稽古場でみんなが和気あいあいと過ごしていて、その日の合間に突然稽古場が暗くなり、みんなで「ハッピーバースデー」を歌って祝ってくれた。お休みだった方々も駆けつけてくれて、みんなでお祝いできて本当に嬉しかった。
お稽古後に同期とご飯を食べに行くと、なんとお店に『愛の不時着』のメンバー全員が集まっていて、サプライズパーティーを開いてくれた。
とても楽しく、幸せな誕生日になった、思い出に残る一枚。
2014年月組『TAKARAZUKA花刺繍100!!』新人公演の写真
ショーでの新人公演の写真。中詰めで龍真咲さんが演じていた場面を担当した。
今振り返るととても貴重な経験だった。新人公演では普段、お芝居で異なる役を創り上げることを学ぶが、ショーでは芸名として自分をどう表現するかを学ぶ場でもあった。
龍さんには衣装の着こなしから踊り方、ラテンの掛け声まで教えていただき、本当に勉強になった。
2015年月組「A-EN」(ARTHUR VERSION)の写真
小劇場公演で初主演を果たしたときの写真。
お芝居とショーの2本立てで、毎日メンバーと切磋琢磨しながら挑戦を繰り返した公演。「ザ・青春」で学園物だったこともあり、みんなが等身大で挑むことができた。
バウワークショップを通じて、自分への課題や挑戦を見つけられたことはとても貴重な経験だった。
礼真琴トップスターアルバム
家族3人で写っている写真
幼少期の写真の中で、ふざけているものが多い中、やっと見つけた一枚。
おそらく愛知から東京へ引っ越してきた後、花やしきで父母と自分の3人で写っている写真。
なぜ3人なのか親に確認したところ、姉は部活でいなかったらしく、弟が撮影したと思われる。
弟がデジカメを構えて撮影している姿を、両親と自分が微笑ましく思って見ていた一枚。
音楽学校時代の写真
予科から本科に進級する春休みか冬休みに撮った写真。同期の朝美絢、桜木みなと、和城るなとの一枚。
自分は「東京へ一泊で遊びに行ったときのもの」だと思っていたが、あーさ(朝美さん)は「これは宝塚じゃない?」と言っていた。どこで撮ったのか、どこへ行ったのか、みんな記憶があやふや。
今見ると絶妙にダサいポーズだが、真剣に撮っているところに歴史を感じる。
星組同期との写真
星組の同期、ひろ香祐と紫りらとの写真。自分の右腕左腕として支えてくれている2人。
いつだったかの終演後、『宝塚おとめ』の撮影があり、その時に「こっちゃん、これが最後の『おとめ』の撮影じゃない?」とポロっと言ったことから撮った一枚。
年度賞の写真
『RRR』の「ナートゥ」の場面で団体賞をいただいたときの写真。
すごく嬉しくて、みんなで賞状を持ちながら、当時のことを思い出してドヤ顔で喜んでいる集合写真。
誕生日パーティーの写真
情報が盛りだくさんでツッコミどころ満載の写真。
前回の本公演では千秋楽が自分の誕生日の前日だった。同期や上級生たちが、「千秋楽の後に誕生日をお祝いしたいから、ご飯に行こう」と誘ってくれた。専科のまゆぽん(輝月ゆうま)も一緒で、店に入ると星組全員がサプライズで店内を飾りつけて待っていてくれた。卒業したなこちゃん(舞空瞳)をはじめ、4名も駆けつけてくれて、本当に幸せな時間だった。
写真に写っている前面のメンバーは、星組が誇る「エマ・エージェンシー」のメンバーで、余興も披露してくれた。写真のお披露目の許可はみんなからもらっている。
2017年星組『阿弖流為 –ATERUI–』の写真
今でも思い返すと大好きな作品。
衣装と床山カツラの重さを感じながら、あれだけの動きをしていたことが本当に印象に残っている。今でも体を動かしている方だと思うけれど、当時のように体を動かしていたのは考えられないくらいだった。
「ブリッジをしながら戦う」という言葉も生まれたけれど、なぜそのアイデアが思いついたのか、先生に聞いてみたい。これがきっかけで、毎年違う特技を『宝塚おとめ』に書くようになった。
蝦夷の役は苦しい部分も多かったけれど、仲間との意識の作り方や敵対する中での役の表現を学べて、とても勉強になった。大野先生が描く男性像のかっこよさに改めて惚れたし、当時の組長、万里柚美さんの男役も印象深い思い出となった。
芹香斗亜トップスターアルバム
愛犬とのツーショット写真
おそらく小学校低学年頃。メガネをかけている初出しの貴重なショット。(中学生のときはコンタクトレンズ)
なぜか自転車のカゴに愛犬を乗せている。
宝塚音楽学校合格発表の写真
合格発表後、学校の銘板と一緒に撮った一枚。
この日のことはあまり覚えていないけれど、嬉しい気持ちと驚きが入り混じっていて、どこか不思議な感覚だった。
発表後は制服の採寸や音楽学校生になるための準備があって、目まぐるしく色々決めたりしていた。
写真の自分は少し疲れているように見えるけれど、この日からタカラジェンヌとしての第一歩が始まった。
2010年星組『愛と青春の旅立ち』新人公演
新人公演初主演のときの写真。
柚希礼音さんが本役で、体力を使うシーンが多かったのが印象に残っている。ダンスや立ち回り、訓練がたくさんあって、まだ経験が浅かった自分には大変だった。男役として体作りも頑張らなければと思わせてくれた新人公演だった。
何より記憶に残っているのは、上級生や新人公演のメンバーが色々教えてくれて助けてくれたこと。
本番では、荷物の抜き打ち検査のシーンで、真風涼帆さん演じるフォーリー軍曹がベッドを開けようとした時に何かに引っかかり開かなくなってしまった。お互いに「これが開かなきゃ話が進まない!」とヒヤヒヤしたが、真風さんが何とか引き上げて事なきを得た。舞台ならではのハプニングにも対応していかないといけないと、大切な教訓になっている。
2021年宙組『プロミセス、プロミセス』
演じたチャック・バクスターは、これまで演じた役の中でも大好きなキャラクター。ニット帽をかぶり、男役には珍しいピンクのチェックのスーツがとてもおしゃれで素敵だと思った。
宝塚の主役はヒーローやカッコいい役が多いイメージがあるけれど、この役はとても人間らしく、弱さやずる賢さがあって身近に感じられた。そのため、演じながら「なんてかわいい人なんだろう」と思っていた。
作品はニール・サイモンの戯曲で、台詞が多かったり、バカラックの素敵な曲を歌ったりするので、リズムの難しさに苦労したけれど、お客様に向かってストーリーテラーとして作品を進めるシーンが印象に残っている。
お客様の笑い声を感じながら、コミュニケーションを楽しんだ思い出がある。
幼少期から現在に至るまで各トップさんが選ぶ写真はそれぞれ個性が出ていましたし、写真にまつわるエピソードも聞けて興味深かったです。特に星組さんの「エマ・エージェンシー」メンバーの仮装が想像以上に気合が入っていて、さすが「余興のスペシャリスト集団」だといい意味で驚かされました。
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